月刊トラックランドONLINEとは

中古トラックのレンタル・リース・買取・販売をお考えならトラックランド。 トラックランドが隔月で発刊している、月刊トラックランドのオンラインサイトです。 これまで発刊した本誌がオンラインでも読めるようになりました。 ユーザーインタビュー、お客様への納車後インタビュー、働くお客様の活躍、はたらくクルマコラム、まなびのコラムが読めるようになっています。コンテンツごとに分かれています。オンラインでしか読むことができない中古トラックや交通にまつわる豆知識やトラックランドに関するお得な情報をお届けいたします。 月刊トラックランド本誌の定期購読手続きもできるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

0120617417

はたらくクルマコラム

アルミウイングとはどんなトラック?

アルミウイングとは、日本の物流を支えるトラックの1種で、荷台が軽量でありながら堅牢なアルミパネルでおおわれています。運送業者、引っ越し業者などで利用される一般的によく目にするタイプです。パネルが横に開くので、荷物の積み下ろしが簡単に行え、荷台のギリギリまで荷物を積載できます。大切な荷物を雨風やほこりから守りながら確実に運ぶことが可能です。今回はアルミウイングの特徴や中古でオススメのトラック、中古トラックを購入するときのポイントを紹介していきます。

アルミウイングはどんなトラック?

アルミウイングとは、文字通り軽量で耐久性のあるアルミニウムのパネルで荷台部分をおおったトラックのことです。箱型になった荷台の側面のアルミパネルがパカッと全開し、荷物の積み下ろしが側面からできます。

側面のパネルは大きく上方に開くため、その姿が鳥の翼(ウイング)のように見えることから、アルミウイングと呼ばれるようになったようです。

荷物の積み下ろしが横から容易に行え、荷台の後ろの扉から積み込むのに比べて、きれいに並べてたくさん積み込むことができます。このため、運送業者、引っ越し業者、宅配業者などで便利なトラックとして重宝され、必要不可欠な存在になっています。

フォークリフトを使ってパレットに載せた荷物を効率よく積み込むことも可能です。

アルミウイングの種類

アルミウイングは、用途、積み荷、倉庫の大きさなどに合わせて、さまざまな最大積載量、ウイングの開く方式などが用意され、いくつかに分類されます。

最大積載量は、2トン、4トン、10トンなどがあります。

ウイングの開く方式は、ターンオーバータイプ、フレキシブルオープンタイプ、上昇開閉タイプなどがあります。

ターンオーバータイプは、側面のパネルが大きく開放されるタイプで、最大の場合180度近くまで開きます。かなり大きく開くため、クレーンやフォークリフトを使って、荷物を積み込むのに適しています。

フレキシブルオープンタイプは、側面パネルがいろんな角度や向きで自由自在に開くアルミウイングです。開き方が細かく調整できるので、大きなスペースを取れない倉庫などでの積み下ろし作業に便利です。

上昇開閉タイプは、天井のアルミ扉が上昇する機構になっていて、荷台の寸法ギリギリの高さの荷物を積み込むことができます。

アルミウイングの魅力

アルミウイングは、幌付きのトラック、平型の荷台で屋根がないトラックに比べてさまざまな利点があります。

悪天候に強い

荷台が丈夫なアルミパネルでおおわれているため、雨、風、直射日光、ほこりなどから大切な荷物を守ることができます。

幌で荷台をおおったトラックのように、隙間からほこりが入ったり、風で荷物が飛ばされたりする心配がありません。

そのため、天候が途中で変わる可能性のある長距離輸送でも安心できます。

積載量を増やせるため輸送コストも抑えられる

アルミウイングは、荷台をおおうアルミ製のパネルが占める面積が大きいですが、アルミは他の金属に比べて軽いので、車両重量も軽くなり、その分最大積載量がアップします。

アルミウイングでない同じぐらいの車両重量のトラックに比べて、最大積載量が大きいので、荷物をより多く積めることになり、一度に大量に運ぶことができます。

結果として、燃料代、人件費など荷物の輸送コストが抑えられることになります。

積み下ろしが楽

パネルが上方に大きく開くため、横からフォークリフトを使って効率良くパレットに置いた荷物の積み下ろしができます。後方の扉も開くので、いろんな方向から荷物を隙間なくきれいに並べて積み込むことができます。

後方の扉だけのトラックの場合、奥から順番に積み込んでいき、下ろす時も扉に近い方から下ろさなければなりません。宅急便トラックなど下ろす順番が違う荷物がある場合は、アルミウイングでないと大変不便で使い勝手が悪くなります。

箱型のバントラックと同じように、車両の後部や側面に上下するパワーゲートを付けることもできさらに荷物の積み下ろしが容易に行えます。

高級品などデリケートなものまで運べる

箱型になっていて、ギリギリまで詰めて荷物を積み込めるので、側面や天井に緩衝材を挟んで荷物を固定することができます。揺れてすれたりすると傷みやすいメロン、モモ、ブドウ、イチゴなどの果物、魚などの食材、高級な家具、装飾品、電気製品などデリケートな荷物の輸送に適しています。

エアサスペンションタイプであれば、工作機械、切削機などの機械類、精密部品、壊れやすい製品なども衝撃を吸収して安全に運ぶことが可能です。

女性でもウイングを自動で簡単に開閉可能

アルミウイングの荷台の開閉には、電動モーターや油圧を使用します。モーターなどの装置の分だけ、アルミバントラックより車体が重くなり、最大積載量が少なくなりますが、重い扉の開閉を手動で行わなくても良いため、女性や年配のドライバーでも簡単に操作できます。作業が大幅に軽減化されます。

アルミウイングを安全に使うために必要なメンテナンス

アルミウイングは、荷台に複雑な開閉機能を持つ、パネルを備えているため、正常に稼働するよう、日ごろからメンテナンスが必要です。

故障がないかどうか定期的に点検する必要もあります。また、中古トラックを購入する時も、中古トラックの購入前に稼働する箇所などをよく見ておかなければなりません。防水、防じんの点検も不可欠です。

開閉の点検

一番重要なのが、アルミウイングが正常に開閉するかどうかの点検です。ウイングの開閉は通常、電動モーター、油圧機構で行っているので、これらの点検が必要となります。

油圧機構は、オイル交換を定期的に行い、モーターは異音がしないかなどをチェックします。

また、アルミウイングの跳ね上がる側面パネルは、アルミが軽いといってもパネル全体ではかなりの重量があります。そこで、しばらく上げたままにしておいて、下降しないかどうかを点検しましょう。

10分ぐらい上げておいたあと、パネルが数センチ下降したなら、油漏れや油圧系統に異常があるかもしれないので、点検整備が必要です。

防塵防水を保つための点検

アルミウイングの特徴の一つであるアルミパネルによる強じんな防塵、防水性の点検も欠かせません。パネルに破損がないか、シールゴムに破れがないかをよく見て正確に点検しましょう。

ちょっとした破損からでもほこりや雨が侵入して大切な積み荷が傷むことがありますので、破損や破れが見つかった時は、新しい部品に交換して、直ちに修理してください。

走行距離、年式に応じて定期的に点検

アルミウイングは、アルミパネルで覆われたトラックの一種ですので、一般的なトラックと同様に、走行距離、年式に応じて定期的な点検が必要です。もちろん車検も必要です。

トラックは「貨物自動車」ですので、8トン以上の貨物自動車の場合、車検の有効期間は初回、2回目以降とも1年です。8トン未満の貨物自動車の場合は初回2年、2回目以降は1年ごとに、車検を受けなければなりません。

乗用車と同様に、整備車検を行う場合は、ディーラーや整備工場に定期点検整備と検査を任せて車検を受けます。

走行距離が増えて年式が経つほど、部品代や工賃などの費用がかかってきます。

しかし、安全に運行して荷物を運ぶためには必要なものなので、しっかりと受けておきましょう。

中古トラックを購入するときのチェックポイント

アルミウイングを新車で買うとかなり高価になってしまいます。そのため、中古トラックでの購入を検討している方もいるかもしれません。

アルミウイングを中古トラックとして購入するときのチェックポイントをご紹介していきます

ベース車両の車両区分と積載量

探しているモデルのウイングボディーが求める車両区分でなく、保有免許によっては運転ができない場合もありますので、確認しましょう。

また荷室重量の増加やゲートなどで最大積載量が減少してしまいます。場合によっては通常の平ボディよりも積載量が少なくなることもあるので注意してください。

ウイングボディー車のチェックポイント

まずは、ウイングボディー車の荷室の全長・全幅・全高を確認しましょう。また外装や搭載する装備の動作確認も行い、後で動作不良や雨水の侵入などがあってメンテナンス費用が余計に掛かったということがないようにしましょう。

おすすめの中古のアルミウイングトラック7選

アルミウイング車は、他のトラックと同様にさまざまなメーカーが、特徴ある車種を発売しています。新車で購入するとなると、かなり高価で納期もかかりますので、中古トラックの購入を検討したほうがいいでしょう。中古トラックの販売店でさまざまなタイプが販売されています。現在はネットでもいろいろ中古のトラックを探すことができます。

代表的なトラックメーカーとしては、いすゞ自動車、三菱ふそう、日野自動車などがあります。

また、アルミウイングのボディのメーカーとしては、パブコ、日本フルハーフ、日本トレクス、東邦車輌、トランテックス、小平産業、北村製作所、山田車体工業などがあり、トラックメーカーにアルミウイングを提供しています。このなかでおすすめの中古トラックを7つ紹介していますので是非ご参考にしていただければと思います。

日野自動車 プロフィア

プロフィアは日野自動車が展開する大型トラックです。1992年に登場、特に大型のタイプで、居住性も高いです。大型トラックとして、さまざまな派生シリーズがあります。

アルミウイング車は、低床式、ハイルーフタイプ、後輪エアサスなどが用意されます。格納式パワーゲート、リターダ付き、バックアイカメラ、ETC付きなどの仕様の中古トラックがあります。

日野自動車 レンジャー

中型トラックは1962年8月に販売開始され、 1964年にネーミング決定以降幾度かの改良をかさせた「レンジャー」は2017年に16年ぶりに全面改良した。 ダウンサイジングした新型5.1Lのエンジンでは4種類の馬力が揃う。新型トランスミッション・PCS(衝突回避支援システム)・車線ふらつき警報・車線逸脱警報・VSC(車両安定制御システム)を導入。 「新型プロフィア」同等の安全装備をすべて標準装着し安全性を向上させた。

また、ダカール・ラリーに「レンジャー」が参戦し、トラック部門総合で好成績を収めている。

いすゞ自動車 ギガ

いすゞ自動車の新型のギガは、新設計のハイルーフや高機能シートなどの採用により、大型トラックとしては高い居住性と快適性を実現しています。

また、車両が、コンディションや消耗品類の状態を自己診断して報告し、パソコンで確認できる機能があります。故障を未然に防止することができ、確実な補給や交換に役立ちます。

 

いすゞ自動車 フォワード

「フォワード」 – 前方へ、前進するといった意味で「車種構成の豊富さ」「仕事の発展」を願い、いすゞ初の中型トラックであるTY型の後継車として1970年に登場。モデルチェンジを経て2007年に発売された5代目が現行車種。 クリーンディーゼルシステムの「D-CORE」を搭載、さらに4HK1、6HK1という「ポスト新長期排出ガス規制」をクリアしたエンジンも搭載。 「スムーサーFx」というシーケンシャルマニュアルトランスミッション(クラッチ操作のいらないマニュアルトランスミッション)の採用により、動力を高効率で伝達させることで、力強い走りと抜群の省燃費性を実現している。

三菱ふそう スーパーグレート

新型のスーパーグレートは、車間距離保持機能付オートクルーズに停止・発進機能をプラスしたアシスト機能をベースに、さらに横方向の車両制御を追加しています。高精度のレーダーとカメラからの情報を的確に分析することで、高度な運転支援機能を実現します。

 

 

三菱ふそう ファイター

新型のファイターは、安全輸送のために、高度な予防安全システムを装備しています。また、快適な走りに加えて効率性・経済性も追求しています。4気筒車と6気筒車から選べて、ラインナップも豊富な中古トラックです。

 

 

三菱ふそう キャンター

三菱ふそうは、三菱自動車のトラック・バス部門が分離独立した商用車メーカーです。

キャンターは、三菱の小型トラックとして、50年以上販売されています。何度ものモデルチェンジで進化を重ね、各種トラックのベース車両として評判が高いです。

全低床、ワイド超ロングの荷台、バックアイカメラ付きなどの仕様車の中古トラックがあります。

 

まとめ

アルミウイングは、さまざまな荷物を運ぶシーンでオールマイティに使用できます。横から荷物の積み下ろしができるのが重要なポイントで、スペースさえ確保できればほとんどの荷物に対応できます。

アルミウイングはメーカーからさまざまな最大積載量のタイプ、装備、オプション品などが用意されていますので用途、予算に合わせて好みのタイプが選べます。

新型タイプでは、運転アシストなどの安全装置が搭載されていますが、中古トラックでも車両価格が高くなってしまいます。かといって旧型の中古トラックですと車両価格は下がりますが、年式が古く、走行距離が多くなっていることも多く、メンテナンス費のことも考えなければなりません。

高級品などを取り扱うときは、荷台に少しでも破損があると運べませんので、これらの点を考慮して、中古トラックの販売店をマメに回り、コンディションをチェックしながら、お気に入りの中古トラックを購入しましょう。

セルフローダーとはどんなトラック? セーフティーローダーとの違い前のページ

中古トラックの販売なら【トラックランド】次のページ

カテゴリー

月刊トラックランド本誌の定期購読ご希望の方はこちら
月刊トラックランド本誌バックナンバー
働くクルマの総合サイトトラックランド
PAGE TOP